仕事もプライベートも結局はコミュニケーションだと思う
仕事もプライベートも結局はコミュニケーションだって思うんです。共通のゴールを見据えてすり合わせをして、それの過程を丁寧にこなす、目の前のタスクではなく全体感やその過程の雰囲気をよくしてFix に持っていく。
なぜこの話になったのかというと、私の彼氏って本当にコミュニケーションが下手なんです。自分でもずっと不器用だと言っていたので覚悟はしていたものの、本当にコミュ障。
この世の会話で喧嘩って不毛だと思うんです。喧嘩って避けようと思ったら避けれるもので、トラブルって言い方や雰囲気で起きてるものがほとんどです。
自分が何かやらかして指摘された時も、
「あこんなの全然ですよ直しておきますね~」
的な感じでゆるく対応したらなんとなく相手だって「なんかあったらしいけど大丈夫そうだな」って安心して心の波が穏やかになるというか。
こういう時にやっちゃいけないことって、大したことじゃないのに
「とんでも無いことをしてしまった!本当にごめんなさい!」という過剰な態度。そんな態度されると不安になって、悲しみや怒りが込み上げてくるものだと思うんですね。
負の感情をいかに出さないか
怒ってくる人って、行動そのものだけに怒ってるんじゃない気がします。相手の雰囲気と自分の雰囲気が合っていないことに不安を覚えて、違和感を感じ取って、怒りや悲しみの感情に繋がると思います。勿論、相手が本気で怒るだろうなって言うときは全力でシリアスな雰囲気に合わせなきゃだめです。人を殺したとか不倫したとか何億円規模の損害を出したとか。
でも生きててそんな大層なトラブルって起こすわけないじゃないですか。焦りから、「とんでもなくやばいことをやらかした」の雰囲気を作り出してしまっていることが問題なのです。
ノリで人生は進む
人生の大半を占めてしまっている仕事に関してもそうです。冷静に考えてみれば、たった数回の面接で私たちの何がわかるのかって話ですよね。彼らだってそれらしくチェックリストとか作って理由作りして私たちを採用したけど、判断基準だって数字で測れるものではありません。雰囲気なんです。なんかハキハキ話してる。なんかいいこと言ってる。正直この分野はわからないけど自信持って話してるから評価する。そんなもんです。私だって、自信満々に前日のYoutubeで学んだ語彙を使ったら印象が良くなったのを覚えています。
言ったことは2割しか伝わっていない
似たようなことは以前もOYKZINE で書いた気もしますが。私たちが相手に必死になって伝えていることなんて、2割しか伝わってなくて。どの部分の2割が伝わっているのかが重要です。
例えば、私が「1個のりんご」を伝えたとして、相手が受け取った2割部分はヘタとタネだけかもしれない。皮の部分かもしれない。身の部分かもしれない。硬い芯の部分かもしれない。でも確かに2割は伝わっている。あとは2割の部分以外をどうやって補うか。何回相手と話し合っても、芯の部分しか集まらないかもしれない。
そこでカウンセラーだったり友達に相談することで、芯以外の部分の、青い皮やパサパサの身のぶぶん、果汁を組み合わせて全体を補い学ぶのかもしれないし、ただ同じ感性で同じく伝わった芯の部分だけを組み合わせて、歪なりんごとして相手を見るのかもしれない。
でも、誰にも相談できなかったら?相談された結果伝わったのが歪なりんごだったけど、直感で伝えたいことは絶対そうではないと思ったら?
あとは雰囲気で補うしかない。
ブラーです。ぼかし、滲み、ゆらぎ。見たことがない果実を想像だけで補うのはとても難しい。
しかし、想像をしながらなんとなく、こんな感じの質感なんじゃないか?こんな色とか混ざってボヤーってこんな感じだよな、って、輪郭は曖昧なまま補うんです。
そうしたら知らないよりもマシな精神状態でりんごと向き合うことができて、だんだんとブラーりんごを元に相手のりんごと比べて答え合わせをすることができると思います。
だから全体感を掴むことが大事
デッサンと一緒で、最初にヘタの部分だけめちゃめちゃ書こうとすると大きさを見誤って紙の中心にりんごを描けなくなったり、ヘタの部分だけすごく上手なのにあとの部分時間配分無くなって描写度が全然違くなったり。
だからこそ、このりんごはどのくらいの大きさで、ヘタはこの辺、影はこの辺にあるから、全体を描くならこのくらいの紙があったら描き切れるなってあたりをつけることが大事だと思います。
それが共通するゴールになり、お互いが共有すべきことになります。あとはすり合わせ過程のなかで、りんごの色や画材をいくつも試して、相手の果実がりんごなのか、りんごを伝えていると思ったら実はみかんだったのか、を知ればいいというわけです。
一旦全体を書いた時に全体がぼやけてブレブレでも、そんなブレた瞬間的な画面を見つめ、それを許容することこそ、上手なコミュニケーションなのではないでしょうかね。